フィンランド人の優しさ

  • 2016.09.27 Tuesday
  • 20:48

フィンランドに来たことで、

子どもたちにずっと忘れて欲しくない、と思うこと。

それは、「フィンランド人の真面目さと優しさ」です。

 

今朝、こんなすてきなプレゼントをいただきました。

 


 

今週まで住んでいるアパートは、短期滞在者の寮のようなところで、

毎朝ホールで、朝食ビュッフェが提供されています。

ゲストは異国に到着したばかりの人、同じ仕事に向かうグループが多く、

そこで情報交換が行われている感じです。

 

私はその朝食をサービスしてくれるスタッフAさんと仲良くなって、

毎朝色々話をすることがとっても楽しみです。

彼女は日本が好きで、日本語を習っているので、ちょっと日本語で話したりしてます。

 

先週、彼女といっしょにランチに行きました。

いつもはホールで立ち話だけど、その日はゆっくりとおしゃべり。

その中で、私がフィンランド名物のカレリアパイが好きと言うと、

「じゃ、今度の週末の朝食に出してあげる」って約束してくれました。

 

でも、その週末は忙しくてカレリアパイは作れなかったとのことで、

今朝、「作ってあげられなくて、ごめんね」って、この包みをプレゼントしてくれました。

私としては、覚えてくれて声をかけてくれるだけでも嬉しいのに、

お店で買ってきたカレリアパイに手作りのエッグバターを添えてプレゼントしてくれたのです。

手作りできなくて、ごめんね、って。

びっくりして上手く喜びの表現ができなかった私。

でも、Aさんの気持ちは子どもたちにも伝わりました。

米のお粥をライ麦の生地で包んだカレリアパイ。じゃがいもが入っているものもあります。
このスープは、クリーミーなキノコのインスタントスープ。
なぜか北欧には、クリームコーンスープはありません。


 

そのあとの登校時、トラムが駅に着いているのに、直前で信号待ちしていたら、

目の前でトラムのドアが閉まってしまいました。

すると、信号が変わって走っている私たちに気付いた中学生くらいの男の子が、

さっと「開くボタン」を押して間に合うようにしてくれたので、

滑り込みセーフで乗車できました。

 

ふたつの親切に触れた後の、

学校までのトラムの中で、

子どもたちは自然と「フィンランド人はどうしてやさしいか」という話をしていました。

今までもこんなことがあったね、

あの時も助けてもらったよね、親切だったよねって、

その色んな経験を覚えていてくれて、私はとっても嬉しかったです。

 

Aさんのカレリアパイだって、

「忙しかったからゴメン!」って言えばそれまでなのに、なんて真面目なんだろう。

男子中学生だって、

「その人がトラムに乗れなくたって関係無い」って年頃だろうに、なんて自然な親切ができるんだろう。

 

フィンランドでは、

お爺ちゃんと若い娘という知らない人同士でも、

親と小さな子どもでも、真剣な顔で話し合っているところを良く見ます。

話の内容は分からないけど、とても対等に議論している雰囲気が伝わってきます。

親が子どもを頭ごなしでしかりつけているシーンは殆ど見られません。

 

相手が親でも友だちでも知らない人でも、

他の人のことを良く見ていて、

その相手の立場を考えて行動する、ということが自然と身についている感じがします。

 

あの青いキレイな目で見つめられると照れちゃうけど、

しっかりと目を見て話すって、言葉よりもずっと大事だな、と気付かされる毎日です。

 

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